振袖に合う髪飾りを作る その1
2021年9月26日です。今は夜の8時5分です。
丁字路といいます。ブログ更新久々ですね
私事ですが、実は最近祖母が亡くなり四十九日を迎えてすこし経ちました。祖母は自分の母の母で、いわゆる母方の祖母なのですが、自分が小さい頃はよく面倒をみてもらったし、絵本を読んでもらったり散歩につれていってもらったり、とてもかわいがってもらったことを覚えています。ランドセルやおもちゃもたくさん買ってもらいました。
祖母がのこしてくれたものはたくさんありますが、その一つが振袖です。母が成人式で着たもので、自分も母と体格がおなじくらいなのでそのまま着るつもりでいます。深い水色に濃紺のグラデーションがかかっていて、リアルなお花がプリントされているよく見る着物より、個人的には祖母が選んだデザインの方が気に入っています。
柄はこんな感じ。着付け教室の先生に聞いたときは、「辻が花」といって実在しない想像上の花をかたどったデザインではないかと教えてもらいました。
さて、ここで自分は考えました。「せっかくなので柄に合わせた髪飾りを自作するのはどうだろう」と。母が着たときの飾りも一緒に保管されていたのですが、オレンジ色の百合の飾りでかわいいものの、振袖に対して補色なので同系色のものがいいなぁと思いまして。
自分で作れば好みのものになるし、多少ハンドメイドの腕には自信があったので既製品を参考に髪飾りを自作することにしました。
今回からのブログはざっくりですが、作業工程を載せていくつもりです。
【工程1 完成イメージを考える】
A6サイズのクロッキーブックがあったので、それに制作したいイメージを描きました。柄にある「辻が花」の花をかたどった飾りに、水引や紐でバランスをとりつつ球体の飾りで遊び心も出してみたいなという感じ。揺れる部分もあっていいかな、と藤の花をイメージした部分も足しました。
【工程2 材料や作り方を決める】
飾りのメインとなる花びらのカーブや色味を再現できる作り方がいいなと思い、プラバンとマニキュアフラワーで迷った結果、マニキュアフラワーの作り方を取り入れることにしました。以前観たYoutubeの動画で、素敵な椿を作るものがあったのでこれを参考にさせてもらうことにします。
【マニキュアフラワー】日本の冬を楽しもう☆かわいい椿の作り方 ~ Camellia Flower Pendant ~ - YouTube
大ぶりの花びらになるので、マニキュアの代わりにレジンで仕上げ彩色しようかなと思います。他はトピアリーボールで手毬風の飾りを作ったり、揺れる部分はチェーンとプラバンを組み合わせたりしようなどとざっくり作り方を考えます。すでにワイヤーやコーティング用のレジンは持っているものがあったので、新たに土台になる部分のコームとトピアリーボール(発泡スチロール製の球体)を半径1cmと1.5cmの二種類購入しました。
あとは実際に手を動かしながら模索していきます。続きの工程は次回以降のブログ更新にて。実はすでに完成しているので、思い出しながら書いていくつもりです。
では、お達者で。